
閲覧注意
事件は、いつもの晩ごはん準備から始まりました
その日はなんの変哲もない、ただの夕方でした。「今日はブリの刺身にしようかな」と、スーパーでパックを一つ手に取った、それだけのことです。
まさかその数十分後、キッチンで叫ぶことになるとはこの時の私は知る由もありませんでした。
まな板の上で発見した「白い何か」の正体
パックを開けて、いざお刺身を切ろうとしたその瞬間。ブリの身から、なんだか白いものがちょこんと顔を出しているのに気づきました。
「え、なにこれ…骨…?いや違う…」
気になって少しつまんでみたら、中からするするする…と、白くて長いものが出てくるわ出てくるわ。しかもよく見ると、身の中にびっしり入っている。
正直に言います。思わず絶叫しました。人生で初めての「刺身から白い長い物体が大量発生する」という体験に、脳が状況を理解するのを一瞬拒否した気がします。
あまりの白さと長さに、頭に浮かんだ第一声はまさかの「これパスタ…?」でした(笑)。もちろんパスタではありません。
これってアニサキスなのでは…?
寄生虫といえばアニサキス、というくらいの知識しかなかった私は、震える手でスマホを取り出して検索開始。でも写真を見比べてみると、なんか違う。アニサキスにしては明らかにデカいし、長いのです。
調べていくうちにたどり着いたのが「ブリ糸状虫」という名前でした。
実は無害と知って、ちょっとだけ安心した話
震えながら調べを進めると、ブリ糸状虫は太さ2〜3mm、長さは5〜50cmほどにもなる、わりと大型の寄生虫なのだそうです。筋肉の中や皮下に入り込んでいて、特に水温が上がる5月から10月にかけて多くなる傾向があるとのこと。あの日見たビジュアルからすると、納得のサイズ感でした。
そして一番気になっていた「食べても大丈夫なのか問題」ですが、調べた範囲では、ブリ糸状虫は人には寄生せず、これが原因の食中毒も報告されていないそうです。つまり、見た目のインパクトはとんでもないものの、体への害という意味では心配しなくていいタイプの寄生虫のようです(もちろん気になる場合は加熱調理が安心です)。
知識として「大丈夫」とわかっていても、心が追いつくかどうかはまったくの別問題というのが、今回一番の学びでした。
お店の人に聞いてみたら
あまりの衝撃にお店の方にも聞いてみたところ、「ブリは幼虫やアニサキスが一年中いることがあるんですよ」とのこと。
魚を美味しくいただく上で、こういう自然の一部と付き合っていく心構えは必要なんだなと、しみじみ勉強になりました。
でもトラウマ、しばらく癒えません(苦笑)
知識では「安全」とわかっても、あの白くて長い光景は当分頭から離れそうにありません。しばらくブリの刺身は、ちょっとお休みさせてもらおうと思います。
※閲覧注意:このあと当日の様子がわかる写真を載せています。苦手な方はここでブラウザバック推奨です😊
魚を食べるって、こういう「自然からの生々しいお便り」とも隣り合わせなんだなと、変な意味で貴重な経験をした一日でした。次にブリを買うときは、すでに切れているもの、そして切るならかなり身構えてから切ろうと思います(笑)

ブリの中にパスタか!


