ディルって、知ってる?
みなさん、ディルというハーブをご存じですか?
日本のスーパーではたまーに見かける程度で、あっても少量しか置いていないことが多いですよね。
「なんか見た目がふわふわしてる草……」くらいの印象の方も多いかもしれません。
でも実は、スウェーデンでは食卓に欠かせない定番ハーブなんです。
私はスウェーデンに住んでいた時期があって、そこで初めてディルの魅力を知りました。
現地では本当に日常的に使われていて、魚料理はもちろん、ポテトにもサラダにも、とにかくあちこちにディルが登場するんです。
だから食べているうちに……
すっかり大好きになってしまいました。
日本に帰ってきてからも「あのディルが食べたい!」と思うことが何度も。
でもスーパーに行くと、あっても少量パックがちょこっとあるだけ。しかも値段もそれなりにする。
「だったら自分で育てればいいじゃん!」
というわけで今年ついに決意して、屋外(土)と室内(水耕栽培)の2パターンで同時にチャレンジしてみました。
屋外(土)vs 室内(水耕栽培)、我が家の正直な結果
結論からいうと:屋外の圧勝でした
もう最初に言ってしまいますが、屋外で育てた方が断然よかったです。
比べてみるとこんな感じ:
屋外(土)
・背丈がぐんぐん伸びる
・葉がしっかりとして量も多い
・香りが濃くて力強い
・基本毎日水やりしないとたおれちゃう
室内(水耕栽培)
・こんもりはするけど縦への成長はゆっくり
・葉は柔らかめ
・香りはやさしめ(悪くはないけど屋外には負ける)
・水と液体肥料の管理が必要
水耕栽培、見た目はかわいいし室内で育てられるのは便利なんですが……
香りと存在感は、やっぱり太陽と土のパワーにはかなわないというのが我が家の正直な感想です。
でも水耕栽培にも良いところはある
誤解しないでほしいのですが、水耕栽培がダメというわけではないんです。
虫がつきにくいし、天候に左右されない。雨の日でも収穫できるし、キッチンのそばに置けば「ちょっとひとつまみ」が楽に叶います。
気軽に始めたい方には水耕栽培、本格的にたくさん収穫したい方には屋外の土植え、という感じでしょうか。
今年の収穫、すごいことになってる
正直、ここまで収穫できるとは思っていませんでした。
屋外のディル、今ではわさわさと育ちまくっています。
「大量に使っていいんだ!」という解放感、これがまた楽しい。
サーモンのカルパッチョにどさっと。
クリームソースにくわえる。
魚のフライの上にちょこっと。
以前はディルを少量ずつ大切に使っていたのが嘘みたいで、今や「もっとのせていいよ!」という気持ちになっています(笑)。
ディルと相性バツグンの料理たち
せっかくなので、私がよく作るディルレシピも少しご紹介。
魚料理との相性は最強
ディルといえば魚!これはもう鉄板の組み合わせです。
サーモン、タラ、ヒラメ……白身魚もサーモンも、ディルをのせるだけでぐっと本格的な雰囲気になります。
クリーム系のソースにも大活躍
生クリームやサワークリーム、クリームチーズとの相性も抜群。
ディルのクリームソースをパスタに絡めると、それだけでレストランみたいな味になるんですよね。
スープや煮込みにもひとつまみ
仕上げにちらすだけで、スープの香りがぱっと華やかになります。
ポテトスープやレンズ豆のスープにも合います。
ディルは加熱しすぎると香りが飛んでしまうので、仕上げに加えるのがポイントです。基本なまです。
ディルを育てるって、こんなに楽しかったんだ
ハーブを自分で育てて、それを料理に使う。
シンプルなことなんですが、これがじわじわと豊かな気持ちをくれるんです。
「今日もディル収穫できた」「今夜はサーモンにたっぷりのせよう」
そんな小さな楽しみが、毎日にちょこっと加わる感じ。
ディルに限らず、ハーブ栽培って思っているより気軽に始められます。実はバジルとパセリも栽培中。
きっと「もっと早く始めればよかった!」と思うはずです(私がそうでした)。

収穫したディル


