女性ドラマーあるある② 女性はテンポを上げたがらない?

元住吉のドラム教室、ムールドラムスです🥁

「女性ドラマーあるある」第2回です。

今回のテーマは、女性はテンポを上げたがらない?です。

長年ドラムを教えていて、時々感じることがあります。

女性の生徒さんは、曲がある程度叩けるようになって、「このテンポ、気持ちよく叩ける!」というところまで来ると、そこで満足する方が比較的多いんです。

曲も叩けた。リズムも安定している。本人も楽しそう。

それなら十分じゃない?

もちろん十分です(笑)。

ところが男性の生徒さんの場合、ここからちょっと違う展開になることがあります。

リズム気持ちいい練習

リズム気持ちいい練習

男性は、なぜか上げたがる

「じゃあBPM、あと5上げてみます?」

「やります」+5。

「もうちょっといけそうですね」

「いきます!」さらに+5。

そして最終的に、うぉぉぉぉぉ!!となる(笑)。

もちろん全員ではありません。

どんどんテンポを上げたい女性もいますし、同じテンポで気持ちよく叩きたい男性もいます。

ただ、長年教えていて私がなんとなく感じるのは、

  • 女性は「ちゃんと叩けて気持ちいい」を楽しむ
  • 男性は「自分はどこまでいける?」を楽しむ

そんな傾向が少しあるように感じます。

これって何か理由があるのかな?と思って調べてみたら、ちょっと面白い研究がありました。

男女の「競争」を調べた研究があります

2022年に発表された、110の研究をまとめたメタ分析では、平均すると男性のほうが女性よりも「競争する形式」を選ぶ割合が13ポイントほど高かったことが報告されています。

ただし、ここは大事。

「男性は女性より競争好き」と単純に言える研究ではありません。

男女差が特に大きかったのは、学生を対象にした実験室での数学課題など。年齢や課題、実験する環境が変わると、その差はかなり小さくなることも分かっています。

なので、「男性脳はBPMを上げたがる!」という話ではありません(笑)。ドラムのテンポアップを調べた研究でもありません。

ただ、私が普段レッスンで感じていることと、ちょっと重なる部分があって面白いなと思いました。

「刺激を求める傾向」にも男女差がある?

もう一つ、2013年に発表された「刺激追求(sensation seeking)」について72本の研究をまとめたメタ分析があります。

刺激追求とは、簡単に言えば、新しいことや強い刺激を求める傾向のこと。全体としては男性のほうが高い傾向がありました。でも面白いことに、刺激追求にもいろいろな種類があり、「新しい経験を求める」という部分では男女差がほとんどありませんでした。

つまり、「女性は新しいことに挑戦したくない」という話でもないんですよね。

これもドラムとは直接関係のない研究なので、あくまで参考程度ですが、なかなか面白い結果です。

そして実際にテンポを上げてみると……

ここからが、レッスンをしていて一番面白いところです。

普段、自分でテンポを上げて練習したことがない女性でも、レッスンで私と一緒に叩くと結構変わります。

ドラムを2台並べて、「じゃあ次、5上げますよ!」

と私も横で一緒に叩く。

生徒さんは私と同じ動きをしようと一生懸命ついてくる。

できたら、「もう5上げていきましょう!」

また一緒に叩く。

すると、最初はテンポを上げること自体にそれほど興味がなかった方でも、だんだん楽しくなってくるんです。

さらに+5。もう+5。

「あ、まだいける!」さらに+5。

気づけば二人とも一生懸命叩いている(笑)。

そして、みなさん汗をかいています

テンポアップをやった後の女性の生徒さんを見ると、皆さん結構汗をかいています。

でも、楽しそう。

これを見るのが私はすごく好きです。

「速く叩かなきゃ」という練習ではなく、

「どこまでいけるかな?」というゲームみたいになってくるんですよね。

一人だったらやらなかったかもしれない。

でも横で誰かが一緒に叩いていると、

「もうちょっとやってみよう」となる。

これもレッスンの面白いところだと思います。

いつまでも付き合いますよ!

でもいきなりBPMを20上げたりはしません。それはさすがに、無理!!

となります(笑)。

まず+5、もしくは+10

できたら、もう+5、もしくは+10

そして少し崩れるくらいまでやってみる。

実は、この「ちょっとできない速さ」を経験することがかなり大切です。

身体が、「あ、この速さでは今までと同じ動きじゃ間に合わない」

と気づくからです。

速くなると、余計な力を抜いたり、動きを小さくしたり、身体の使い方を変えたりする必要が出てきます。

説明を聞くだけでは分からなかったことが、実際に速くしてみると分かる。

だから私は、レッスンでも少しだけ限界を超えるテンポに挑戦してもらうことがよくあります。

次に元のテンポへ戻すと……

そしてテンポアップ練習には、もう一つ面白いことがあります。

限界近くまで速くしたあと、元のテンポに戻してみる。

すると、「あれ?遅い」となります。

さっきまで普通だと思っていたテンポなのに、妙に余裕を感じる。これは結構気持ちいいです。

気持ちよく叩くのも、限界に挑戦するのも、どちらもドラム

もちろん、BPMをどんどん上げることだけが上達ではありません。

好きな曲を気持ちよく叩く。これもドラムの大きな楽しさです。

でも、「もっと速く叩けるようになりたい」

と思ったら、いつものテンポからほんの少しだけ外へ出てみる。

+5だけ。できたら、もう+5。

一人ではやらなくても、誰かと一緒なら意外と楽しい。

レッスンが終わる頃には汗をかいて、「結構いけましたね!」となっている。

そんな時間も、ドラムの楽しさの一つだと思っています🥁

🥁 ドラム、叩いてみませんか?

ムールドラムスでは無料体験レッスンを実施しています。

「気持ちよく1曲叩きたい」も、

「どこまで速く叩けるか挑戦してみたい」も、

どちらも大歓迎です。

一人ではやらないようなことも、先生と一緒に叩いてみると意外と楽しかったりします。

気づいたら汗をびっしりかいているかもしれません(笑)。

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📍 ムールドラムス(神奈川県川崎市中原区元住吉)